ホンダ独自のコムスターホイールとは

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コムスターホイールって何?

コムスターホイールとはホンダが独自に開発したホイールで、レーシングマシンに装着しても高いパフォーマンスを実現できる軽量さに加え、強度や剛性も優秀なレベルを維持できるという特徴があります。
現在バイクのホイールとして一般的なものは2種類あり、1つ目はアルミニウム素材で一体成型されているキャストホイール型で、これはロードスポーツに使われるバイクの多くが装着しています。
2つ目はスポークホイールで、こちらはアメリカンバイクやクラシックタイプ、もしくはオフロード系のバイクに多く装備されているという特徴があります。

どちらも、もともとは木製だったホイールからスタートしました。
木製のホイールにタイヤの期限となるゴムが張られ、そこに空気を注入し、少しずつ現在のタイヤへと変化したわけですが、その過程ではチューブの有無や重量という課題もありました。
ホンダのコムスターホイールは、このキャストホイールとスポークホイールの良い所を掛け合わせたハイブリッドタイプのホイールとして注目されています。
1970年代からすでに市販車用にも搭載されており、レーシングバイク以外のところでも活躍しています。

コムスターホイールの特徴

コムスターホイールは、これまでのホイールとは大きく異なる構造をしています。
アルミニウム素材で作られている軽量のリムと、車軸回りのハブをスポークブレードによってつなげています。
これによりスポークホイールで発生するスポークの増し締めが不要となるだけでなく、タイヤに釘が刺さっても急な空気漏れが起こらないチューブレスタイヤとの融合が可能となりました。
安全性が高く、パンクの修理も簡単にできるというメリットが期待できます。

コムスターホイールの特徴は、ホイールが星形をしているという点もあります。
コムスターはもともと、コム(Composite)とスター(星)を合成した言葉で、ここからもコムスターホイールの形状が星形であることが分かります。

進化を続けるコムスターホイール

コムスターホイールが市場に登場したのは、1979年までさかのぼります。
アルミ製スポークプレートホイールとして登場したオールアルミコムスターホイールは市場に登場するや否や多くのライダーたちから注目され、その後はほぼ毎年のように新デザインを発売するほどの人気を博しました。

初代のコムスターホイールは、スポークブレード部分はスチール製でした。
その後、軽量化を進めるために総アルミ製が登場し、そこからデザインやプレートの色が多様化しました。
また、ホンダが独自に開発したフロンドブレーキのインボートベンチレーテッドディスクと組み合わせるなど、機能面でも進化を続けています。