ビンテージバイクに装着できるタイヤが登場

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ビンテージバイクは大人気

バイクの中でも、1970年代から1980年代にかけて発売されていたビンテージバイクは、現在でも高い人気があります。
ビンテージのバイクで公道を走行するためには、機能面や安全面できちんと整備されていることが必要不可欠な条件でしょう。

バイクのパーツは車種によって異なりますし、採用されている技術によっても変化していくものです。
そのため、新しい車種を発売するメーカーの中には、古い車種のパーツは製造中止になってしまうことが少なくありません。
メーカーの中には、ヨーロッパのタイヤメーカーのように古い型のタイヤを生産している所はあるものの、一般的とは言えないでしょう。

そんなバイクのパーツの中でも、意外と知られていないのはタイヤのサイズです。
ビンテージのバイクはタイヤのサイズが現在市場にラインナップされているものでは適合しないケースが多く、特別仕様のタイヤが必要となります。
しかし、レトロなバイクが新車として製造されていた時代のタイヤをそのまま製造し続けているのでは、タイヤに搭載されている技術などは反映されません。
そこで登場したのが、タイヤメーカーのエンジニアたちが作り出した、ビンテージバイク向けの新型タイヤなのです。

ビンテージバイクでも新型タイヤを履ける!

ビンテージバイクが履いているタイヤサイズは、ナロウサイズが一般的です。
このサイズを変えることなく、タイヤの素材に最新技術を反映したものが登場しました。
最新の素材を使うことで、タイヤの性能を最大限に満喫できるハイグリップ性能や、バネのような反発力を実現しています。

タイヤの技術に関しては、近年5年程度で一日しく前進しました。
特にツーリングスポーツというジャンルにおいてはグリップ性能を重視したタイヤが次々と開発され、タイヤのトレッドに使われるゴム素材が低温になっても柔軟さを維持できたり、路面追従性を高い状態で維持できるなど幅広い環境に対応できるスペックとなっています。
さらに、路面の凹凸に合わせてクイックな反発や回復力を持ちながらも、ライダーにとっては快適さを失わないデリケートな使用感を実現できます。

新型タイヤに使われている技術は、タイヤ素材だけではありません。
タイヤの内部に使われているカーカス繊維に関しても、柔軟で強靭な素材を使うことによってパフォーマンスを最大にできる工夫がとられています。
ダンピング機能も搭載されています。

これらの機能がビンテージバイクのタイヤとして搭載されることによって、ビンテージバイクを楽しみたいライダーにとっては、これまでとは別次元の快適さとパフォーマンス性を手に入れることができます。
安全面もアップするため、コミューターバイクやツーリングバイクなど、幅広い用途とニーズに対応できるのではないでしょうか。