色褪せないようなデザインが魅力の「ホンダ ホーネット250」
ホンダホーネット250の魅力とは?
ホンダからラインナップされているホーネット250は、1995年の東京モーターショーに出品され、1996年から一般市場に流通した人気モデルです。
ホンダではホーネットシリーズを展開しており、ホーネット250以外にも600ccや900ccなど大型バイクもありましたが、250ccの取り扱いやすさが多くのライダーから絶賛され2007年までモデルチェンジを繰り返しながら販売されてきました。
ホーネット250はバイクが大好きな人にとっては名車とも呼ばれるほどで、たくさんの魅力があります。
1つ目は、特徴的なデザインやフォルムです。
スズメバチという名の通り、ボディは250ccという軽量なのにボリューム感があり、シートからリアのカウルにかけての曲線美はとてもセクシーだと感じるライダーが少なくありません。
パッと見ると大型バイクの貫禄があるにもかかわらず軽量で扱いやすく、高速道路では最高の走りができるという点がこのバイクモデルの魅力と言えるでしょう。
2つ目の魅力は、乗りやすさです。
ごつごつとした男性的な魅力を持ちながらも、ホーネット250はシート高が意外と低く、女性でも取り扱えるバイク車種です。
シート高は745mmなので、身長がそれほど高くない女性でもつま先立ちで着る足つきという点は、大型のバイクに乗りたい女性ライダーにとっては憧れの一台にもなっています。
3つ目の魅力は、馬力です。
小さな巨人という異名を持つホーネット250は最高出力は40PSと大きく、同時期に生産されたジェイド屋CB250Rと比較して藻引けを取りません。
力強い走りができる点は、やはりホーネット250の魅力なのです。
ホーネット250が高く売れる理由
ホーネット250は、バイクモデルの中では中古でも取引価格が比較的高く安定しているモデルとして人気があります。
すでに生産は終了しているのでホーネット250を新車で見つけることは難しいですが、中古車でもメンテナンスの行き届いた状態の車体なら、中古を購入して愛用し、売却する時にも高値が期待できるのではないでしょうか。
ホーネット250が高く売れる理由は、いくつかあります。
1つ目は、時代を感じさせないプレミア感があるという点です。
1996年から1999年まで生産されていた初期スペックのモデルなら40万円~50万円程度、2007年までの後期スペックでは50万円~70万円程度で取引されています。
走行距離が多くなればどのモデルでも取引価格は下がってしまいますが、最終型に近いモデルで走行距離が少ないモデルなら、100万円で取引されている車体もあります。
2つ目は、人気車種だからという理由です。
極太のリアタイヤを履き、直進する際には抜群の安定性、そしてコーナリングでも安定した走りができるホーネット250は、生産が終了した現在でも高い人気があります。
見た目の格好良さに惚れ、乗ってみてさらに惚れるライダーが後を絶たない点が中古でも高く売れる理由と言えます。