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エンジンオイルの仕組み

エンジンオイルというのは、エンジンを守るためにエンジン内を循環しているオイルで、バイクだけでなく、エンジンを使っている車両のほとんどに使われています。
エンジンオイルには潤滑と冷却の2つの役割があるとされています。
エンジンを守るためには、エンジンオイルの定期的な交換が必要となってきます。

シリンダーとピストンの間にエンジンオイルがあることによって、円滑にピストンが動きます。
バイクのエンジンは、ガソリンを燃やしていることで非常に熱くなってしまいますが、エンジンオイルを循環させることで冷却することができるのです。
そのため、エンジンオイルをこまめに交換し、エンジンオイルの役割をしっかりと果たすことができるようにする必要があるのです。

メンテナンスに必要な道具

チェーンオイルなどの注油には、必要な道具がいろいろあります。
チェーンへの注油にはチェーンオイルが必要です。
自分のバイクのチェーンの種類に合った、チェーンオイルを選択するようにしましょう。
わからなければ、専門の方に聞いたり、メンテナンス自体を任せたりするのも手です。
オイルメンテナンスをする時には、それぞれに適した道具を選ぶようにすることも大切です。

オイルメンテナンスをする時には、汚れ防止や汚れをふき取るためにウエスが必要になります。
本格的なチェーン清掃にはチェーンクリーナーを利用しましょう。
その他にもブラシやパットやチェーンルブリケーターなどが必要となってきます。

チェーンオイルの種類

チェーンオイルは、いろいろなメーカーが販売しています。
メーカーによってアピールポイントや性能も異なるので、色々チェックしてみると面白いかもしれませんね。
チェーンには、シールチェーンとノンシールチェーンの2種類があります。

シールチェーンに注油するには、当然シールチェーンに適したチェーンオイルを選ぶ必要が出てきます。
しかし、ノンシールチェーンにシールチェーン用のオイルを使っても問題はないとされています。
チェーンオイルの購入に迷ったら、シールチェーン用を購入するようにすると良いですね。

交換時期について

エンジンオイルの交換時期は、初回は1,000㎞。
空冷車の場合、その後は3000㎞、または1年ごとの交換が良いとされています。
126cc~250ccまでの水冷車は6,000㎞、または1年ごとに交換しましょう。
251cc以上の水冷者は10,000㎞、または1年ごとが良いとされています。

エンジンオイルを古いままにしておくと、エンジンを守る力がなくなりエンジンの寿命を短くすることになってしまいます。
オイルが漏れた時にはエンジンの焼き付けを起こす恐れもあるので、エンジンオイルのチェックや交換はこまめに行う習慣をつけましょう。