スピードメータケーブルの洗浄方法

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スピードメータケーブルの取り回し方法

スピードメーターに正しく本来のスピードを伝える為に欠かせないパーツの一つが、スピードメータケーブルです。
スピードメーターとタイヤの回転を繋いでいる重要なケーブルですが、このケーブルは定期的にメンテナンスをしていないと、メーターが正しく作動しません。
知らないうちにスピード違反をしていて切符を切られてしまったと言う事がないように、スピードメータケーブルはこまめに点検をしましょう。

まず気を付けておきたいのがスピードメータケーブルの取り回し方法です。
スピードメータケーブルやタコメーターケーブルは非常に繊細で、調整をミスしたり角度を間違えると断線やメーターの故障に繋がります。
取り回しの際には丁寧に作業を行う他、角度や巻き方を必ず覚えておいて作業しましょう。

インナーケーブルのサビや汚れをキレイにする

インナーケーブルのメンテナンスでは主に、ケーブルのサビや汚れをキレイにする作業を行います。
汚れやサビを綺麗にするだけでもスピードメータケーブルは正常に作動し始めますので、日頃のメンテナンスではこの点を重視して下さい。

清掃の際には表面を洗いながして大まかな汚れを取り除いた後、パーツクリーナを使って細かい汚れやしつこい汚れを洗浄することが大切です。
さびている場合は注油することで動きが滑らかになりますが、さびている時点でパーツそのものの寿命はほとんどありませんので、できるだけ早く交換しましょう。
特に赤サビがケーブルに付いている場合はケーブルの奥底まで根づいてしまっているため、一刻も早く交換する事が大切です。

ケーブルを洗浄するときに気をつけたいのが、最後はしっかりパーツを乾かすことにあります。
濡れたまま放置するとそこからサビや汚れの侵食に繋がり、せっかくのメンテナンスも水の泡です。
雨の日に走行した後などもできればしっかりウエスを使って拭いたりするだけで、雨水がインナーケーブル類を侵食しにくくなるでしょう。

初心者でもメンテナンスしやすい部分

スピードメータケーブルのメンテナンスは初心者ライダーでも比較的チャレンジしやすい部分です。
取り回しの方法さえ間違えなければ自分でも簡単にできますので、始めてメンテナンスに取り組む方にもぴったりでしょう。

パーツ交換が必要な場合は、無理をせずプロに依頼するのがおすすめです。
繊細な部分ですので交換の段階でミスをしてしまうと、パーツがダメになる所かスピードメーター本体に致命的なダメージが残る可能性があります。
出来る所とできない所はしっかりと判断して、無理せずバイクライフを楽しむことが、引いてはバイクの寿命にも直結するでしょう。