プレミア価格のある中古バイク、CBX

NO IMAGE画像

例外な中古車

バイクの買取というのはこれまでに述べてきたようにそのメンテナンス状態や改造度合い、いかに大切に乗られてきたかと言う様々なデータが重要になってくるとしました。
しかし、中には例外的にバイクの中古価値が上がる場合があります。
それが需要と供給に見合わない生産量で惜しまれつつ廃盤となった「プレミアバイク」と呼ばれるマシンたちです。

このプレミアバイクが生まれるプロセスとしては様々で、当時は人気がなかった、元々生産計画で生産台数に限りがあったなど、多岐に渡ります。
しかし、プレミア価値というのは芸術品や動物、果ては自然にまで付くことから見てもわかるように、人はプレミアがついているものが大好きなのです。
それはバイクでも例外ではなく、時にはプレミアがついているというその価値だけで需要が増えたりもします。

ホンダのCBX

そんな本当のプレミア価値があるかどうかもわからないバイクが多い中、圧倒的なパフォーマンスを誇りつつプレミア価値にふさわしいと呼べるマシンがありました。
それが、ホンダにより2000年代前半に生み出されたCBXです。

当時はバイクブームで、どこを見てもCBXが走っていたような状況でした。
まさにバイク天国ともいえたでしょう。そんな状況では、ものの価値など無いも同然でした。
壊れればまた新しいマシンを買えばよい、マシンは買い換えるもの、という認識が人々の頭にあったため、バイクと言うマシンは非常に乱雑に扱われていました。

しかし、そのような状況も長くは続きません。
それは、バイクブームの縮小と共に訪れました。
それが、メーカーによるバイクの販売停止です。
ある程度売れ続けていたバイクブームの時代とは違い、人気の無いマシンは即時販売中止になる淘汰のような時代がはじまりました。

その流れでCBXも生産されなくなったのですが、そのタイミングで人々は初めてこのCBXというマシンの価値に気づきました。
このマシンは他の国産車と比べて馬力が高く、地面をつかむグリップ性能も非常に高いため走行性能は当時のマシンの中でもぴか一でした。

そんな、丁寧にバイクに乗って入れば誰でも気づくことが出来そうなことにも、バイクブームで浮かれていた人々には認知できなかったのです。
結果、現在でも人気があるにも関わらず買うことが出来ない人の方が圧倒的に多い状況に陥っています。なんと、このCBXを専門に狙った盗難グループもいるようです。
昔も今も、やはりバイクは大切に扱うべきですね。