独特のフォルムでライダーに衝撃を与えた「スズキ カタナ」の魅力
世界中にファンがいるスズキカタナ
スズキカタナは1980年に最初のモデルが開発されたのですが、ほぼすべてのモデルが人気という異色のバイクとして人気が高いです。
これは国内だけでなく、海外においてもスズキカタナの人気は変わりません。
今でも新しいスズキカタナの開発、販売を待ち望んでいる人がおられるほど、ライダーから確かな人気を得ているバイクなのです。
これほどの人気を得ている理由ですが、スズキカタナは「日本刀をモチーフにしている」からという理由が多いでしょう。
スズキカタナのオーナーのほとんどは、バイクに求められるデザインを兼ね備えているということで、購入を決意されている人が多く見られます。
このような評価は、比類無きデザインへの称賛として今もなお続いているのです。
他にも「ケルンの衝撃」と呼ばれるような歴史も存在します。
ケルンショーを通じて大々的に知られるようになったスズキカタナは、そのショー以降も先進的なデザインを評価する人がいました。
これは個人だけでなく、メーカー、専門家も同じというほどで、どれほど多くの人を魅了したのか計り知れないほどです。
そんなスズキカタナですが、2000年を最後に販売が終了となったため、今でも販売終了を惜しんで開発、販売を望む人がいます。
ショーモデルとしてのデザインが気に入られた
スズキカタナの素晴らしさは、日本刀をモチーフにしたデザインの良さだけではありません。
ショーモデルを意識したデザインでありながら、実走行に耐えうる作りとなっており、スペックについても高く評価されています。
コーナリング時に見せる日本刀のようなシャープさ、そしてクイックにコーナーを走り抜ける性能の高さなど、比類無き性能を誇るため魅力的なのです。
日常、非日常を彩るマシンとして人気が高い
バイクに求められている性能は、ほぼすべてのタイプでロングツーリング、もしくはワインディングロードを安定して走れることが前提です。
スズキカタナの場合、デザインがシャープなのですが、これらの道を走破できるように作られているため、オーソドックスな走りを見せるバイクでもあります。
これは、1981年モデルから1992年モデルまで大きな変更が成されていません。
10年以上の歳月をかけてどのような変更があったのかというと、具体的にはカラーリングの変更、そしてハンドルでありグリップの形状が変更となったなど、目に見えて大きな変更は成されていないのです。
人気のカラーリングも白、黒、赤でまとまっているため、人気のモデル、カラーリングといった特徴も少なくなっています。
このような特徴の少なさも、長年で愛されるデザイン、スペックが初期の頃よりまとまっていたことを彷彿とさせますね。