メンテナンス記録簿を準備しておく

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バイクを高く売るために重要な「メンテナンス記録簿」の必需性

バイクを売却する前に査定士がどのように査定をするか、査定の方法を理解しておくことも必要です。
バイクも車も査定は通常減点方式で行い、新車を100としてそこからバイクの車種、年式、人気の色かどうか、さらに走行距離や転倒の傷跡などを確認しマイナスします。

マイナスポイントが少なくなるように、バイクはしっかりメンテナンスしておくことが求められますが、その証拠となるのが「メンテナンス記録簿」です。
過去にどのようなメンテナンスを行ったのか記録してあるので、査定士はこれを確認すればメンテナンス状態が把握できます。

細かく記録されている場合、バイクを大切に乗ってきたのだとわかります。
定期的に必要なメンテナンスを行ってきたバイクは、メンテナンスを行ってこなかったバイクと比較していい状態を保っているので高額査定となることも多いのです。

メンテナンス記録簿は簡単につけることができる

難しいことを記録する必要はなく、オイル交換を行った年月日やバッテリー、タイヤの交換、そのほかカスタムした記録などをつけておけばいいのです。
明細書や領収書はその都度、記録したページ横に張り付けたり時系列に保管しておくことでメンテナンス状況がすぐにわかります。

バイクに乗る人にとっても、オイルを好感した時期などがはっきりわかりますし、バイクに愛着を持つことにもつながる記録です。
メンテナンスのほか、気になったところなどを記しておくと次の機会にやるべきことを把握することもできます。
必要なメンテナンスを忘れることなく行っていけば、査定時にマイナスポイントとなることも少なくなりより高い金額での売却となる可能性が高まるのです。

メンテナンス記録簿は査定に影響するのか?

業者はこのメンテナンス記録簿があるかどうか確認しメンテナンス状態を確認しますが、中には細かく確認しない場合もあるでしょう。
しかしメンテナンス記録簿があるかどうか、これは査定に影響する可能性があるのです。

例えば同じ年式、車種、走行距離数も同じくらいというバイクがあり、見た目にほとんど変わりがないという場合、メンテナンス記録簿があり丁寧にメンテナンスの状況が書かれていれば、このバイクの持ち主のほうがよりバイクを大切に扱ってきたと判断します。
同じ状態に見えるバイクでもメンテナンス記録簿がないと、どんな風にバイクをメンテナンスしてきたのか、査定士としては知る方法がないのです。

メンテナンスを行ってきた記録がつけられていることで、バイクを大切に扱ってきたことが理解でき、またこれならいい状態のバイクといえるだろうと判断もできます。
絶対になくてはならない、なければ査定が低くなるということはありませんが、査定士にとっていい状態のバイクかどうか判断する材料になることは間違いありません。