オークションで売るとき

オークションをする男性

オークショントラブルを回避しよう

個人売買の中でもネットオークションは、買う側が全国各地からみていますので、非常に売りやすいものがあります。
ですが便利な反面、トラブルが多いのも実情です。

これは離れている人を相手にするため直接会うことはないという点を、逆利用しているケースが多く、売る側よりむしろ買う側が被害に合うことがほとんどです。
オークションにおける売る側の被害は、無茶なクレームと名義変更が上げられます。

無茶なクレームに関しては、ノークレームノーリターンの表示が有効になります。
これを表示してしまうと入札が少なくなる可能性がありますが、無茶なクレームを避けるためには必要なことだと割り切ることも大切です。

名義変更は通常の個人売買と同様に、行われなければ売る側が損をします。
税金がこちらに請求されてしまうのも痛手ですが、それ以上に事故を起こされてしまうと責任問題になりかねません。

こちらで行えない場合は、代行をこちらが連絡して頼むか、名義変更を行ってもらった証拠(コピーやFAX)を送ってもらってから車両を引き渡すなどの対策を行いましょう。

どんなに相手がこちらで行うと言われても、信用してはいけません。
例えオークションの評価が良い相手でもです。
知らない人間を相手にするのですから、自分に対しての信用はないものだと思いましょう。

入札を増やすには

損をしないようなオークションのやり方としては売る側としては以上なのですが、買う側も同様なことを思っていて当然です。
バイクとなると安い買い物ではありません。
陸送だけでも数万円掛かるのですから、外れ商品を引きたいわけなどないのです。

オークションは入札が行われないと、出展する価値はありません。
どのようにすれば入札が増えるのかというと、自分ならどういうものなら買おうと思うのかと考えるべきです。

オークションには業者が数多く参加しています。
有名ショップもいますが、見るからに怪しい業者もいます。

怪しい業者は、写真がやけに綺麗だったり、ピントがズレていたります。
つまり加工したり誤魔化していたりするのです。

また宣伝文句がやたらと多いのも特徴です。
売りたいと思うばかりに、宣伝をやりすぎると逆効果だということです。

宣伝を行うには通常、良いところしか書きません。
悪いところは確認していても、書いてはマイナスになるからです。

ですが中古をだしているのです。悪いところがないわけはありません。
傷や調子の悪いところなども記すことが、「写真と違う」といわれるのを防ぐことになりますし、それはクレームを防ぐことにも繋がります。

整備にかんしては自分で行うより、ショップにだしたほうがいいでしょう。
ショップの種類にもよりますが、代理店などの場合はそれだけ信用もあがります。

あまりお金を掛けたくない場合は、金額を低く設定する必要があります。
また実動車ではなく走行中のバイクであれば、現在でも使用できるバイクとなります。

オークションは悪徳業者のように儲けてやろうという考えだけでは後々のトラブルに繋がります。
愛車を譲るのですから、お互いに得になるような取引を心がけたいものです。