タイヤの処分方法について

タイヤはどうやって処分すればよい？

バイクのタイヤは、溝がなくなったり摩耗した状態で処分することもあれば、タイヤのインチアップや気に入ったタイヤを見つけた場合など、まだ使える状態のタイヤを処分することもあります。
もう使えないタイヤを処分する場合には、廃棄処分という扱いになります。
タイヤを販売しているショップやバイクショップなどで引き取ってもらえるほか、廃品回収業者などでも引き取ってもらうことが可能です。

処分にかかる費用はどのぐらい？

タイヤの処分には、費用がかかります。
どこに引き取ってもらうかによってかかる費用は異なりますが、最もリーズナブルなのはタイヤショップやバイクショップかもしれません。
多くの場合、こうしたショップでは新しいタイヤを購入したうえで古いタイヤを処分してもらうため、処分費用が格安料金に設定されています。
タイヤの交換という工賃は別途でかかることが一般的ですが、古タイヤの処分に関しては1本あたり250円～500円程度の料金設定となっています。

廃品回収業者へ処分を依頼する場合、かかる料金は若干割高となります。
タイヤ1本あたり1,000円～2,000円程度で引き取ってもらえることが多いですし、タイヤの取り外しなどは一切対応してもらうことはできません。
すでに取り外されているタイヤを引き取ってもらうだけの対応となります。

タイヤによっては買取ってもらえるチャンスがある！

まだ使える状態のタイヤを処分する場合には、自身で費用を支払って廃品処理してもらうのではなく、中古タイヤとして買い取ってもらえるチャンスがあります。
中古タイヤの買取は中古バイクを販売しているショップやリサイクルショップなどが一般的ですが、ネットオークションで買いたい人を見つけることもできます。
しかしタイヤは消耗品のため、買い取ってもらえるといってもそれほど高値が付くことは少ないものです。

中古タイヤとして買い取ってもらえるかどうかを決める基準としては、溝が7割以上残っているかどうか、またタイヤが経年劣化していないかどうかなどの点があります。
こうした条件を満たせば、タイヤ1本あたり1,000円ぐらいで買い取ってもらえるチャンスが期待できるでしょう。

もしもこうした条件を満たさなくても、まだ使える中古タイヤならショップによっては無料で処分してもらえるケースもあります。
この場合、ショップは無料で引き取ったタイヤを中古タイヤとして販売することが多いのですが、手放す側にとってもメリットはあります。
通常のタイヤ処分にかかる費用が発生しないからです。
例えばタイヤを交換した直後に廃車にしなければいけない場合などは、タイヤはまだ新品の状態で使えるケースが少なくありません。
その場合には、ぜひタイヤだけの査定を受けて、少しでも現金に変えられるパーツは換金するという方法もアリです。