小型二輪から普通二輪へ限定解除

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考え方が異なる年代による限定解除

バイクの免許は時代の中で変化しています。
昭和50年代では、自動二輪小型が50ccから125cc以下、中型が125ccから400cc以下で、その上に400cc以上という免許がありました。
当時バイクの免許を取得される方がいう限定解除は、中型を限定解除し、400cc以上のバイクに乗る事が出来る免許を取得するということで限定解除という言葉を使っていました。

自動二輪の中でも400cc以上の免許については、運転免許試験場で技能試験を受けて合格するか、自動二輪の中型免許を持っている人が限定解除審査を受けて合格する事が必要で、この審査が非常に厳しく合格することは至難の業といわれていたほどです。
現代は、以前のように自動二輪の中型の限定解除するという事ではなく、AT車限定免許の方が、MT車を運転できる免許に限定解除する、また、小型限定二輪の免許をお持ちの方が、普通二輪免許に限定解除するという形で使います。

限定解除の6つの種類と時限数

限定解除は6つの種類、パターンがあり、AT小型限定普通二輪から小型限定普通二輪への限定解除では4時限の教習が必要となり、費用も教習所を利用する場合、4万円ほどかかります。(AT限定条件の解除)
二つ目は、AT小型限定普通二輪から普通二輪免許に限定解除する場合で、8時限の教習が必要で教習所に通う場合7万円位かかります。(AT限定条件と小型限定の解除)
三つ目はAT小型限定二輪をAT限定普通二輪に限定解除する場合で、5時限の教習が必要です。
教習所に通う場合、5万円位の費用がかかります。(小型限定条件の解除)

四つ目は小型限定普通からAT限定普通へ限定解除で、3時限の教習が必要です。
教習所に通う場合は4万円ほど費用がかかります。(小型限定条件の解除)
五つ目は小型限定普通から普通二輪への限定解除で5時限の教習が必要です。
教習所に通う場合は5万円位の費用がかかります。(小型限定条件の解除)

最後に六つ目の限定解除はAT限定普通二輪から普通二輪への限定解除で、5時限の教習が必要です。
教習所に通う場合5万円位の費用がかかります。(AT限定条件の解除)
この限定解除を行いたいという場合、運転免許試験場に行って審査を受けるという方法、さらに指定自動車教習所で規定時限数の教習を受けて、さらに審査に合格、運転免許試験場で申請手筒気を行う事で限定解除する方法があります。

試験場で限定解除する

教習所に通わず一発試験でバイク免許を取得するのはかなり難しいといわれますが、限定解除も同様で、審査に合格するだけの技能がある人以外、限定解除になりません。
一発試験は費用が安く済み、チャレンジする人も多いのですが、合格せず何度も受ける方が多く、教習所に通い技能を身に付ける方がいいという方が非常に多いです。