年齢条件で変わる保険料について

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バイク保険は入っておくべき!

四輪では自賠責保険の加入はもちろんのこと、自賠責保険で補うことが出来ない車両に対する補償などを考慮し、多くの方が任意の保険に加入されています。
最近はバイクについても任意保険への加入を強く勧めることが多くなり、またバイク事故の危険性を理解し加入されている方が多くなっています。

自賠責保険というのは、人に対する賠償のみの保険となり上限がありますので、任意保険に加入しておくほうが、万が一の際に安心です。
バイクは四輪と違い体を車体が守ってくれているというものではないので、バイクこそ、任意保険に入っておくべきなのです。

バイクの任意保険、年齢条件について

バイクの任意保険については、近年、加入しておくほうがいいと強く勧めているため、多くの方が加入を考えるのですが、そこでポイントになるのが年齢条件です。
年齢条件はバイクの任意保険の保険料を決める要素となります。

原付を含むバイクについては16歳から取得することが出来、高校、21歳以上、30歳以上などの年齢条件を設定することが出来ます。
自賠責保険は年齢条件をつけることが出来ません。

年齢条件は全年齢を補償する全年齢担保、21歳以上を補償する21歳未満不担保、26歳以上を補償する26歳未満不担保、更に30歳以上を補償する30歳未満不担保という4つの条件があります。

バイクの免許を取得した年齢が16歳以下ということなら、全年齢担保に設定しておくことが必要です。
原付の場合、年齢条件については全年齢補償、もしくは21歳未満不担保、いずれかの保険のみです。

無条件年齢とほかではどう違うのか

保険料は年齢に大きく影響され、4つの条件農地、補償の範囲が最も広くなる全年齢補償が最も高くなり、補償範囲が最も狭くなる30歳未満不担保が最も低くなります。

例を挙げてみると16歳の方がバイクに乗るという場合、任意保険への加入は全年齢担保となり、10万円くらい、21歳のライダーの場合、21歳未満不担保の保険とすれば、年間保険料は5万くらいからということになります。
このように年齢が大きく保険料に影響するのです。

年齢条件を甘く見ると万が一の場合役に立たないことに

若いときにはお金も持っていない、それなのになぜ保険料が高くなるのか?これは、保険会社としては、年齢が若ければ若いほど、事故に対するリスクが高くなると考えているからです。
年齢条件を甘くみてバイクに乗る人の年齢を設定しておかないと、もしも事故となった場合に、まったく役に立たないことになります。
例えば自分は30歳、自分がほとんど乗っているバイクなので、たまに弟が運転するけれど30歳未満不担保でいいだろうと、この年齢条件の保険に加入するとします。

しかし弟がこのバイクに乗って事故を起こしてしまったという場合、28歳ですから、30歳未満不担保の保険は適用となりません。
つまり保険に入っているのに補償されないということになるのです。
そうなると保険による補償がないということになるので、交通事故の規模によっては大変な事態になります。

あくまでもバイクに乗る可能性がある人、それをしっかり考えて保険への加入をしなければ意味がないのです。
年齢条件を甘く見ることなく、バイクに乗る人を考慮した任意保険に加入しましょう。