バイクにかかる税金

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軽自動車税の増税

バイクを所有する際に、燃料代や改造費以外に掛かる費用があります。
維持費といわれるもので、その中でも登録をしたまま乗らずに飾っておくだけでも必ず掛かる費用があります。
税金です。

車の場合は自動車税と重量税となりますが、バイクの場合は排気量によって税金は異なります。
バイクの場合自動車税は軽自動車税となり、原動機付自転車50㏄以下1,000円、51㏄~90㏄1,200円、91㏄~125㏄1,600円、軽二輪126㏄~250㏄2,400円、小型二輪251㏄以上4,000円となっております。

この軽自動車税は毎年支払わなくてはいけません。
この軽自動車税ですが、平成27年度から増税されます。

原動機付自転車50㏄以下2,000円、51㏄~90㏄2,000円、91㏄~125㏄2,400円、軽二輪126㏄~250㏄3,600円、小型二輪251㏄以上6,000円になります。
1.5倍もの増税で、50㏄に関しては倍になっています。
国内の台数では50㏄が一番多く、小型免許が必要な原付2種はあまり台数はありません。

この排気量は趣味としてのバイクより生活の足として使用している人が多く、軽自動車の増税や消費税増税も行われますので、まさに弱者に対して厳しいと考える人は少なくありません。
とはいうものの、所有している限りは払わなくてはいけません。

軽自動車のように新車購入時の増税ではなく、バイクの場合は全車種に掛かってしまうことを忘れてはいけません。
納税書がきたときに、間違えではありませんのでご注意ください。

この軽自動車税ですが、毎年4月1日から掛かります。
一括払いですので、払戻しはありません。

そのため売却を行うときには、税金が掛かる4月1日以前に行うのが最適です。
ですが売却を行ったとしても、書類の日付が4月ですと税金は掛かってきます。

売却の際には、ある程度時間の余裕を持ちましょう。
そしてバイクにも重量税もあります。

原動機付自転車に分類される排気量は、重量税はありません。
軽二輪126㏄~250㏄6,300円、小型二輪251㏄以上5,000円です。

排気量に応じて税金が徴収されるのですが、排気量が少ない軽二輪のほうが高く設定されています。
これは軽二輪は新車購入時にだけ掛かるもので、小型二輪は車検時毎に支払わなければいけません。

その他の税金

維持費ではありませんが、バイクを購入する際には他にも税金が掛かります。
バイクの登録を他人(ショップなど)に代行してもらう場合には、その人が受け取る代行費用の他に法定預り費用が掛かります。
これはその人が受け取るのではなく書類に張る印紙代のことですので、本人が登録するのであれば必要ありません。

またバイク購入は商品が動くのですから、もちろん消費税が掛かります。
現在は8%ですがこの先10%に上がるかもしれません。
また規制なども行われますので、購入をお考えの方は、税金が上がる前、規制が行われる前に行ったほうがお得だといえます。
数%でも安い買い物ではありませんので、しっかりと考えて決めると良いでしょう。