車検切れのバイクを売る方法
車検が切れたバイクに乗ることはできません!
バイクの排気量が251cc以上なら車検を受ける必要がありますが、車検を受けていないバイクは「公道を走ることはできない」のです。
車検は新車購入の場合は3年ごと、次回からは2回ごとになります。
車検を受けずにバイクで公道を走った場合、違反点数が6点、30日の免停、さらに6カ月以下の懲役もしくは30万以下の罰金です。
車検が切れていることを知らずにいたとしても違反は違反、罰則を受けることになります。
通常、車検が切れているということはイコール自賠責保険(強制保険)も切れていることが多く、その場合、さらに罰則が厳しくなるのです。
車検切れのバイク・・どうやって査定する?
車検が切れているバイクで公道を走ることはできませんが、売ることについては問題ありません。
どの買取業者でも車検切れのバイクの買取を行っています。
ただし、車検が切れているのですからバイクを買取店にもっていくことはできないので、買取業者に連絡し査定士に来てもらうことが必要です。
現在は出張査定も無料で行う業者が多いので、お店にもっていけないということは問題とならないでしょう。
査定を受けて売却することになれば、業者がバイクを輸送してくれるので心配は必要ないのです。
車検が切れたバイクは査定に影響する?
車検切れのバイクは買取金額が低くなるのでは?と、急ぎ車検を受ける人もいるようですが、車検が切れていることで査定に影響することはなく、安くなることもありません。
買取業者はバイクを買取して売りに出す前に必ず新たに車検するため、わざわざお金をかけて車検を受ける必要はないのです。
買い取ったバイクをすぐに売りに出すこともありますが、店頭に展示したり購入者を待つ間に車検の期間が短くなるため、車検を新たに受ける必要が出てきます。
車検切れのバイクを車検に通す必要はなく、金額にも影響しないのでそのまま査定をしてもらい売却を考えましょう。
きれいにしてから査定するのは基本中の基本
車検が必要ないからと、乗らずにいたバイクをそのまま査定に出すのは査定金額を下げる要因となります。
保管されている場所が倉庫や車庫なら汚れもそれほどつきませんが、外に放置したままとなっていたバイクは汚れてさび付いていることもあるでしょう。
汚れをきれいに除去し、パーツなどもクリーナーなどで磨いて少しでも見た目をきれいにしていくことは、査定を受ける前の基本中の基本です。
査定する人も汚れているバイクを査定するより、古くてもきれいに磨かれているバイクを査定する方が気持ちよく査定できます。
車検切れのバイクを車検に通す必要はありませんが、できる限りきれいにしていくことは忘れないようにしましょう。