ロングスクーターの元祖「ホンダ FUSION」の魅力

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一大カテゴリを築き上げたホンダFUSION

スクーターは発売当初より高い人気を誇っており、ホンダFUSIONは、そんな一大ブームの火付け役になった車種です。

しかし、今のような人気を得るようになったのは、ビッグスクーターとしての地位を築き上げたからです。
それまで小ぶりなバイク、スクーターほど乗り回しが利くということで、ビッグスクーターの必要性、需要はそれほど高くありませんでした。

ですがホンダFUSIONは、1986年にデビューした頃から適度な大きさを誇り、しかも、1625mmという長いホイールベースという特徴を引っ提げて、多くのスクーター好きを魅了し続けたのです。
カジュアルでしかも乗りやすい、先進的な技術によって支えられている、ビッグスクーターの安定感、安心感を身近に感じさせることに成功したスクーター、それこそがホンダFUSIONと言えます。

ホンダFUSIONの魅力

ビッグスクーターの流行を生み出しただけでなく、ホンダFUSIONは次のような魅力を併せ持つスクーターとして人気です。

魅力その1は個性的なフォルムであること、そして、そんな個性的なフォルムは次のモデルにも引き継がれていることです。
硬派とも言えるデザインセンス、しかし乗り回しが難しいわけでもなく、排気量が無駄に高いわけでもありません。
若者が欲しいと思ってしまうスペックに支えられている、これこそがホンダFUSIONの魅力でしょう。

魅力その2は、1990年代後半からカスタムパーツのブームが生まれたことです。
自動車、バイク、スクーターのすべてに言えることなのですが、これによって自分だけのスクーターを得られるようになりました。
ホンダFUSIONは、人気に火がついただけでなく、時代に愛されているところもあるため、今のような魅力を得ているのです。

モデルで見るホンダFUSIONの特徴

発売当初に当たる1986年モデルは、1625mmのホイールベース、そしてカラード液晶デジタルメーターの採用によって、近未来をイメージさせるデザインとなりました。

2003年モデルでは、ビッグスクーターとしての価値を高めるために、カスタムモデルが登場するようになり、スクーター好きにとっては待望のカスタムパーツが、豊富に取り揃えられている状況となったのです。
しかも、個性的なカラーリングとして赤などもラインナップされるようになりました。

2006年モデルになると、ホンダFUSION誕生20周年モデルが販売されるようになり、古き良きデザインのものが目立つようになりました。
この時に採用されたカラーリングは、サイバーゴールドと呼ばれる特別なカラーリングで、これによりファンからの支持がさらに高まったのです。